ドラマ drama 2005 9 13

 今回の選挙結果を見ると、
政治経験が少ない候補者が多数当選したように見えます。
 「政治家の学校」を作り、政策立案能力や政策実行能力を高めるべきでしょう。
時々、こんなドラマが、見られましたが、そういうことがないように、
「政治主導」で、頑張ってほしいものです。
 主演 小泉純一郎
 脚本 財務省または民間議員
(注)官僚の象徴として、財務省と書いたわけで、財務省を名指ししているわけではありません。

アナウンサー announcer 2003 9 19
 アナウンサーとは、用意された原稿を読む人のことです。
しかし、日本の大臣も、アナウンサーです。
 まず、大臣就任あいさつ。
これは、実は、ある程度、官僚が事前に作成して、用意してあります。
 もちろん、能力がある人は、
官僚が用意した「大臣就任あいさつ」は、必要ありません。
 次に、大臣の「談話」や「コメント」も、
基本的に、官僚が作成しています。
 さらに、国会答弁。
これも、官僚が事前に答弁書を作成して、用意してあります。
 なぜ、事前に、答弁書が作れるかというと、
国会での質問者は、何日も前から、事前に、わかっているのです。
 だから、若手官僚が、質問する予定の議員のところへ行って、
事前に、質問内容を聞いてくるのです。
 ここは、野党議員も、癒着していますので、
質問内容を、事前に、官僚に教えてくれます。
 そこで、教えてもらった質問内容を、官僚は、省内に持ち帰って、
答弁書を作成するのです。
 詳しくは知りませんが、
課長補佐あたりが、答弁書の原案を書いて、課長と協議して、
最終的には、局長に目を通してもらうのかもしれません。
そして、答弁書が完成したら、大臣に手渡すというシステムです。
 何日か後の国会で、予定された質問を、
野党議員が、予定どおり行い、
大臣は、事前に用意された答弁書を読むという「芝居」です。
大臣、官僚、野党議員、「長年に渡る癒着構造」です。
 たまに、意地悪な野党議員がいて、
事前に教えた質問とは違う質問をする時があります。
 こういう時は、大臣は、立ち往生して、
後ろに控えている局長に助けを求めるのです。
 また、何かの式典で、
大臣が、よく、あいさつしますが、
この「あいさつ文」も、官僚が事前に作成したものです。
 極端な話、誰でも、大臣は、できます。
サラリーマンでも、自営業者でも、できます。
実は、同じ構造が、地方議会でも、あります。


































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